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当院で行っている検査
1,単純レントゲン検査
胸部や腹部のレントゲン検査を施行できます。
2.CT検査
頭部から骨盤、足までの全身検査が可能です。検査時間は5分程度で、苦痛はありません。放射線の被爆もあるため小児さんには極力使用を避けていますが、影響の少ない中高年者の方は積極的に行っています。当院では、いつでも検査が可能です。
①頭部CT検査
頭部CT検査は、古い脳梗塞、脳出血や脳腫瘍(がん)の診断が可能な検査です。めまい、麻痺やしびれ、頭痛や激しい嘔吐など症状があるときに積極的に行う検査となります。
②頸部CT検査
甲状腺や頸部リンパ節など頸部の評価に用います。
③胸部CT検査
胸部CTは、その肺と気管支、心臓、大動脈、胸壁、乳房、などの評価を一度に行うことができます。
特に、肺がんの早期発見に有効です。過去に喫煙した方などは肺気腫(たばこ肺)の評価とともに肺がんの定期的な評価をお勧めしています。本来、健診レベルで行うべき検査でありますが、現時点で日本では認められていません。しかしながら、肺がんの早期発見が可能な胸部CTを健診に含めるべきとの意見も多く、喫煙歴がある方や肺疾患をお持ちの患者さんには、私は昔より積極的に行っています。私の外来を普段より受診されている方で定期的にCTを行っている方は、たとえ肺がんとなっても早期に発見できるため根治的な治療が可能となります。呼吸器科の医師として、肺がんの早期発見ためにCT導入を行った言っても過言ではありません。ご心配な方は、いつでもご相談ください。
④腹部~骨盤内CT検査
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、子宮、卵巣、膀胱、前立腺、腸管や腹腔内のリンパ節などの評価が可能です。あらゆる腹腔内の臓器のスクリーニングに有効です。腹部エコーと合わせて有効な検査です。
⑤その他
副鼻腔炎、副鼻腔内の腫瘍、骨折など全身の評価が可能です。
3.超音波検査(エコー検査)
①頸動脈エコー検査
頸部にある頸動脈の状態を確認します。頸動脈の狭窄の程度を評価し、狭窄の程度で高コレステロール血症の治療の目標を決め、必要であれば抗血小板薬など血液をサラサラにする治療を行います。脳梗塞や心筋梗塞などの予防に重要な検査です。成人病の方は特に施行すると良いと考えます。
②心臓エコー検査
成人病(特に高血圧)、心雑音がある方(弁膜症)や肺疾患のある患者さんは積極的に行います。心臓の機能や心臓の弁(心臓の出入り口)の評価は治療に関わるため、当検査を適宜行うと良いでしょう。呼吸困難やむくみがあり心雑音があるときなどは、直ちに治療が必要な場合もありますのでご相談ください。主に、金曜日の午前に専門の技師さんによる検査となりますが、緊急時は私が施行します。
③腹部エコー検査
日曜日の午前に専門の技師さんが行っています。肝、胆嚢、腎、膵臓の一部、脾臓や膀胱の状態を確認できます。こちらも、緊急時は私が行います。
食事は摂らずに行います。膀胱の疾患を疑うときは尿を我慢して検査いただいてから、排尿後の残尿を調べます。
4.採血
①院内採血
炎症、貧血、肝臓、腎臓やコレステロールの検査が可能です。15分で検査結果の説明をいたします。
急性期や結果を早く知りたいときに行います。
②院外採血
大病院と同様の検査ができます。結果判定まで2~3日を要しますが詳細な検査が可能となります。
あらゆる検査が可能です。
5.呼吸機能検査
喘息や肺気腫の検査です。肺活量や気管支の狭窄がないか評価可能な検査です。いつでも行えます。
6.心電図
いつでも検査ができます。いつ不整脈が発症するかわかりませんので、普段より定期的に行うことをお勧めしています。
7.ホルター心電図
心電図を24時間装着します。発作的に起こる不整脈や狭心症疑いの方に用います。動悸や短時間の胸痛などある方は積極的に行います。
8.睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群は、事故や仕事中の眠気を引き起こし、1時間の無呼吸と低呼吸の回数が20回以上の無呼吸症候群では10年に20%以上の方が亡くなってしまいます。事故は人生を狂わせ、車に同乗する家族も巻き込むこともあります。いびき、夜間頻尿、朝の頭痛、昼間の眠気や集中力低下があるときは検査をお勧めしています。
当院では、夜間、自宅で検査が可能です。以前は、入院が必要な脳波を含めた検査も自宅で行うことができるようになりました。ご相談ください。検査はいつでも可能です。
9.視力検査、聴力検査