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ブログ|埼玉県春日部市の内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科|ますだ春日部クリニック|土日診療

花粉症についてお話します

春になりました、花粉症についてお話します。

近年、花粉症で悩む方が増えています。症状が重いときは、鼻水、くしゃみや目のかゆみ以外にも呼吸困難の発症や呼吸器疾患の増悪などが引き起こされます。

 

突然、発症することもあり風邪との鑑別も難しいときがあります。

 

花粉症の方は、症状や重症度により早めに対策をしましょう。

 

症状

さらさら鼻水、繰り返すくしゃみ、咳、目のかゆみや涙目、平熱~微熱、皮膚のかゆみ

(風邪は、目のかゆみががなく、くしゃみは時々、ねばついた鼻水や痰が出現することで区別します。)

 

原因

アレルギーを起こす、スギやヒノキをはじめ様々な原因で発症します。

 

診断

問診(症状、発症する季節や時間帯)、採血検査などでアレルギーの原因を調べます。

 

①採血によるアレルギー検査

スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ナガハグサ、スギ、ヒノキをはじめ、ダニやカビ食物アレルギーを網羅して検査する採血検査があります。検査は項目数によりますが、3割負担で3000円~6000円となります。

 

②問診

どこで、いつ、どんな時に症状が出現するかが重要です。

 

治療

①アレルギーの原因を避ける

マスクやゴーグル、外着と部屋着の使い分け、入浴、鼻うがいなどが重要です。原因を避けるには、その特定が重要です。

 

②抗ヒスタミン薬

アレルギーを引き起こすヒスタミンを抑える薬剤です。アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、喘息などの症状を改善します。

 

ただし、抗ヒスタミン作用で能の活動が抑えられ眠気が出現することもあります。そのほか、口渇、便秘や吐き気を伴うこともありますので、適宜、医師にご相談ください。薬剤により、効果と副作用の強さが異なります。また、人によっても効果と副作用が異なるので、自分に合った薬剤を探すことも重要です。医師に相談いただければ、希望に沿った治療導入が可能です。

 

★小児で使用可能な第二世代抗アレルギー薬

ザイザル、ジルテック、アレグラ(生後6か月以上)

アレロック(2歳以上)、クラリチン、エピナスチン(3歳以上)

【小児では、集中力がなくなることや、けいれんに注意が必要であり副作用が少ない上記薬剤を用います。】

 

③点鼻薬(特にステロイド点鼻薬)

抗ヒスタミン点鼻薬とステロイド点鼻薬があります。効果はステロイド点鼻薬が優れます。ステロイド点鼻薬は、抗ヒスタミン薬の内服治療と比較しても優れていることが証明されています。

 

鼻の症状が強い患者さんは、ステロイドの点鼻薬(アラミスト®、ナゾネックス®)をおすすめしています。長期で適当に用いなければ。副作用はほとんど認められません。なお、抗ヒスタミン剤との併用が可能です。

 

④ロイコトリエン拮抗薬

ロイコトリエンは鼻閉に係わる物質で、抗ヒスタミン剤と併用が可能です。鼻閉が強い方に特にお勧めしている薬剤が、ロイコトリエン拮抗薬です。喘息の治療でも用いるため、喘息で、花粉症を合併されている患者さんには推奨させていただいています。モンテルカスト(キプレス®)やプランルカスと(オノン®)を当院は処方しています(ただし、小児はプランルカストのみ使用可能です)。

 

⑤スギ花粉の舌下免疫療法、ダニアレルギーの舌下免疫療法

花粉症などのアレルギーを克服するための治療法です。

 

人体には細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだ際、それら外敵から体を守るために免疫という機能が備わっています。ところが、そのために働くはずの免疫機能が、花粉など無害な物質を外敵と判断して過剰に反応するものがアレルギーです。この免疫機能の判断ミスを正す治療方法が免疫療法なる治療法です。 治療の原理は、免疫機能が外敵と判断しないくらいの微量アレルゲン物質を体内に入れて、それを少しずつ増して徐々に慣らしていくことで、アレルギーを起こしにくい状態にします。

 

ショックなどの重篤な副作用が心配されますが、当院は救急医療で多く診療を経験した呼吸器内科医師が行うので、それら重篤な副作用に対する加療の経験が多く、安心して治療を行うことができます(当院は、ショック対する気道確保や薬剤投与が可能な体制で行います。)

 

⑥ディレグラ

抗ヒスタミン剤と血管収縮薬(鼻粘膜の血流を抑え鼻閉を改善する薬)の2成分を混合した薬剤です。副作用(頭痛、不眠、血圧上昇など)があるため、使用が難しい患者さん(糖尿病、前立腺肥大など)も多いです。

 

14日以内の使用に限ります。症状が強く、使用可能な患者さんに限り短期間で使用します。

 

⑦抗IgE抗体(注射)

高額が治療です。呼吸器内科では、重症喘息に用いる治療です。使用例は、かなり限られます。どうしても症状を抑えたい方に用います。

 

⑧ステロイド内服治療

効果は強いですが、基本的に副作用を考慮し使用はしません。どうしても症状を抑えたいとき(試験など)に、短期間で使用する程度です。

 

⑨点眼剤

目の症状が強い方に用います。点鼻薬と同様に、抗ヒスタミン薬と抗ステロイド薬があります。当院で処方可能です。

 

まとめ

鼻水やくしゃみが主症状の時は、抗ヒスタミン薬、鼻閉には点鼻薬やロイコトリエン拮抗薬を使用します。患者さんそれぞれに合った治療を見出すことが重要ですので、ご相談ください。

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