
CT検査・レントゲン検査
CT検査・レントゲン検査
CT検査では、検査時間は5分程度で体の断層写真が得られ通常のレントゲン検査では見つけにくい病気の早期発見が可能となります。
撮影当日に施行医師より説明します。
脳から肺、腹部など全身を隅々まで撮影することができ、発症早期の段階であっても下記のような病気を発見することが可能です。
頭部
胸部
腹部
頭部CT検査は、脳出血、脳梗塞、脳膿瘍、脳腫瘍、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)、副鼻腔炎などの診断することが可能です。
手足や顔面の麻痺やしびれ、頭痛、めまい症、話しにくいなど症状があるときに使用されます。
胸部CTは肺、気管、心血管、リンパ節、甲状腺などを詳細に観察できる検査です。
特に、胸部レントゲンで検査では診断が困難な初期の肺がんや縦郭腫瘍の検索や細気管支炎(細かい気管支炎)に有用です。
間質性肺炎、非結核性抗酸菌症では、重症度確認や進行程度の確認に使用されます。診断力は非常に高く人間ドックなどでもよく行われています。
腹部CTは、肝臓や胆嚢、膵臓など内視鏡で観察できない腹部臓器の病変を診断する際に有効です。
特に急性の腹痛に有用であり、虫垂炎、消化管穿孔、イレウス、胆石、胆嚢炎、膵炎、解離性大動脈瘤、肝臓や腎膿瘍(感染症)など緊急で診断と治療が必要な疾患の早期発見に有用です。
CT検査は、X線を使って検査を行いますので、撮影部位にある金属類など、事前に取り除いていただき、検査着に着替えていただきます。
検査前に上記の物がないかチェックさせていただきます。
その際に上記の物は取り外していただきます。
※ペースメーカーを装着されている患者さんへ
ペースメーカーもしくはICD(埋め込み型除細動器)の本体にX線が連続的に照射されると、本体の作動に影響を及ぼすことがあります。ペースメーカーもしくはICDを装着されている患者さんは、検査前にその旨をスタッフに申し出てください。また、検査を受ける際は、ペースメーカー手帳を持参するようお願いします。
※被曝について
CT検査では、人体にX線を照射するため、放射線被曝は避けられませんが、人体に影響を及ぼすほどの被曝はありませんので安心して検査を受けてください。
妊娠中または妊娠の可能性がある方は施行できませんので、その旨をスタッフに申し出てください。
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